年収3億円を生み出した感動させるストーリーのつくり方

私が参加しているコミュニティーでは、情報発信を目指す濃いメンバーが集まっています。

メンバーは、副業でブログをやっている人から専業でコミュニティ運営をやっている人まで、さまざまですが、ブログで情報発信を目指して、日夜奮闘中です。

2020年10月吉日。

そんな6人のメンバーたちと2泊3日のブログ合宿が開催されました。

今回用意されたワークは、大学生で月収500万、20代で年収3億円超えという、私が過去お目にかかったことのないような方のストーリーを元にしたもの。

私たちのコミュニティーリーダーも同様にストーリーを作成し、独自分析を行い一連のワークとして、私たちに提供してくれました。

この記事では、ワークを通して学んだストーリーのつくり方と人を感動させるために必要な要素について私なりの気づきを紹介します。

シナリオを理解する

まずはじめに大切なのは、全体感をつかんで的確なイメージを持つことです。

そのために、ストーリーを読んで、シナリオの流れを把握します。

シナリオの流れを自分なりに細分化して、要素を分解し書き出していきます。

私が、このストーリーから読み取った流れは、次の通りです。

興味づけ

まず、興味づけとして、現状の姿、そして、実績をならべます。

実績は数字や具体性のあるキャッチーなものを使います。

導入部分はとにかく興味を持って読み進んでもらうことが大事なので、わかりやすさを意識して言葉を選びます。

次に、過去との対比を通して、現在手に入れたものが何かを提示します。

共感

Before/Afterのように、対比を使いながら、ストーリーを展開します。

ここで大切なのが、共感です。

ストーリーを読み進めていくうちに、読者が作者の原体験に心を重ね合わせることができるような工夫が必要です。

読者がどんな未来を望んでいるかは、人それぞれでわかりません。

しかし、ストーリーを読み進めているには、何か理由があるからです。

そこで、共感を使って読者を引き込むために使えるのが「心が歪む原体験」です。

大なり小なり、心の歪む原体験は誰にでもあります。

臨場感

この過去の原体験を使って共感を得るために、より詳細な描写をすることが大切です。

詳細な描写を通して、まるで、読者がその体験を経験したかのような臨場感を沸かせることができます。

きっかけは違っても人の感情には種類があります。

喜怒哀楽。

心が歪む感情は、悲しさや怒りといったネガティブな感情です。

その感情を、五感を使って克明に描写します。

五感は、記憶を呼び覚まし、読者は臨場感を持って、作者のストーリーに引き込まれます。

動機づけ

そして、最後に読者を連れていきたい世界観に案内します。

ゴールまでの道のりはスピーディーにストーリーを展開します。

実際に作者が読者を連れていく道先案内人であり、だからこそ、辛く長い過去から一気に抜け出せるというイメージを持たせる必要があります。

感動を引き出すために必要な情報

自分のシナリオを作成する上で大切なのは、自分自身の体験を洗い出すことです。

分解したシナリオの各要素をつくるために必要な情報は次のようになります。

他人から憧れられること

まずはゴールを設定するために、他人から見て、いいなーと、思われることを書き出します。

理想ではなく、すでに体現していることです。

お金や人間関係、趣味に関することなんかがわかりやすいです。

自分でわからなかったら、人に聞いてみるのもOK。

案外、自分のことはわからないです。

今回の合宿は、メンバーからフィードバックをもらうことができて、お宝発見してもらう楽しみもありました。

仲間や友人とワークをやってみるのがオススメです。

実績

目指すゴールに対する実績を言葉にしていきます。

数字や固有名詞をいれるなど、具体性があるといいです。

目指すゴールとは違っても、何らかの実績を書き出していきましょう。

自分が考えていたゴールとは違う意外な実績が見つかるかもしれません。

コンプレックス(原体験)

自分のコンプレックスを洗いざらい書き出します。

このワークは、自分自身の棚卸しにもなります。

一つのコンプレックスをきっかけに芋づる式で、ネガティブな体験が出てくるかもしれません。

できれば、一人でノートに書き出してみると良いでしょう。

このノートに書き出す方法は、筆記開示と呼ばれ、自分の心を整理するにも効果的です。

心を整理することで、何を発信したいのかも明確になります。

過去の描写に必要な具体的ワード

Before/AfterのBefore、つまり過去について、詳細に描写するために必要な情報を書き出します。

先述した共感を得るための臨場感を創るには、かなり具体的な描写が必要となります。

過去の体験が怒った時の状況や場所、誰かが発した言葉、その時の感情を克明に書き出しましょう。

過去の体験は一つではなく、いくつでも思いつく限り、時間があればじっくり書き出していきます。

ストーリーを編集する

書き出した情報をシナリオに沿って整理していきます。

整理するポイントは、次の2つです。

  1. 読者が理想を手に入れるために作者は必要な情報を提供してくれるのか?
  2. そのために本当に必要な情報だけ取捨選択しているか?

ワークをおこなうことで、さまざまな情報が記憶に蘇ってきたことでしょう。

しかし、ここで大切なのは目的を明確にすることです。

そして、その目的のために不要な情報は取り除き、ストーリーをつくります。

ストーリーが固まったら、シナリオを作ります。

シナリオには、具体的な情報をしっかり盛り込んでいきましょう。

まとめ

今回は2泊3日の合宿で集中してワークを行いました。

脱線している暇もなかったし、仲間からのフィードバックも得られて、新しい気づきを得ることができました。

他人の視点は、客観性を得られるので積極的に取り入れていきましょう!

これから、ブログで情報発信をしたい人、または、今の自分に迷ったり、不安を感じているような人にもオススメのワークですので、ぜひ参考にされて見てください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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